学習の動機
英語の学習としては、通勤時には電車の中ではTEDなどの英語のスピーキングを聞きたりしています。勉強としてはそれだけで、自分の英語力ってどのようなものだろうと感じています。 適当に流して勉強をしているので、上達している感じがあまりしません。職場でも英語を使う機会が比較的多いのですが、エイヤでやっていることが多く、きれいな英語には程遠いです。
実践で使える流暢な英語が使えるようになりたいとは昔から思っていたのですが、なかなか進めていくことができずダラダラとやってきました。 会社的に英語を使う機会が多く、この機会に英語の学習方法を見直し体系的な英語を身につけようと思い、初心に戻り英語力を鍛えなおそうと思ったのがこの学習のきっかけです。
現状分析
外資系で働いているので仕事柄、英語を使う必要が多く特にドキュメント類は基本的に英語、日本以外とのコミュニケーションももちろん英語でおこなっています。このとき綺麗な英語ではなく、基本的には少量のボキャブラリーを駆使して、文法も無茶苦茶で使っています。 ボキャブラリーも少なく、発音なども適当。まさに典型的な日本人の英語です。 このためか、リスニングなどでネイティブ同士が話していると、わからない場合が多々あり、こんな時にもう少しスマートに英語を使えたらと思う事があります。 このため英語の学習を体系的に行い、綺麗な英語を身につけ必要があると考え、今に至ります。
判定基準としてはTOEICを使う
いわゆるゴールですね。英語学習においてゴールってなんでしょう。てっとり早いのがなにかのテストで目標とする点数を取ることや資格として取るではないでしょうか。 得点が分かるテストとしてTOEICやTOEFLがあり、資格としては英検などがあります。この中で、TOEICが英語の実力を計る判断基準としてよく使われています。 点数として分かりやすいのでTOEICのテストで判定しようかと思います。
TOEICはで点数を取ったところで英語が使えるようになるわけではないという事がよく聞かれます。たしかにコミュニケーション、実際のビジネスで使われる英語とは異なるのかもしれません。また、TOEICのテストで出される英語が実際の日常で使用されている英語と異なるということもあるでしょう。 しかし、本当の英語としての基礎的な部分が完成しなければある程度の点数は見込めないと思います。また、ネイティブなんてほぼ満点近く取れると言われていますし、TOEICで高得点を取ることは英語マスターへの道のスタートラインに立つための物差しとしてはいいのではないのでしょうか。 また、客観的に自身のレベルを図るものとして点数はやはり動機の一つになるかとおもいますので、当面はTOEICテストの高得点を取ることをターゲットにしたいと思います。
TOEICの目標とする点数は800点以上とする
と言うわけで、目標の点数ですが800点としたいと思います。なぜこの点数かというと、一般に点数については次のようなクラス分けがされています。
- 400点~495点(英語で書かれた看板を見て理解できる)
- 500点~595点(英語で簡単な質問が理解できる)
- 600点~695点(英語のメモが理解できる、ゆっくりとしたスピードで話された場合の道順の説明が理解できる)
- 700点~795点(英語で書かれた社内文書や仕事の進め方について理解できる)
- 800~895点(Webから英語で書かれた情報の収集、同僚との議論を理解できる)
- 900点〜990点(英語で書かれた高度な専門書を理解できる、ネイティブの議論を理解できる)
この中で800~895点は「Webからの情報収集と同僚との議論が英語で可能」とあります。今の自分として、Webから英語でダイレクトに情報を収集したいし、議論についても英語で活発に行いたいと思っていますので、自分にとって800点あたりがよいターゲットになります。
いつまでに目標点数をとる?
ターゲットとなる点数が決まりましたが、目標とするためにはターゲットとなる日にちを決めなければ行けません。いつまでにターゲットとなる得点を取るかと言うことになります。 試験の日程ですが、12月にTOEICを受ける予定です。ただ、3、4年前に受けたときには600点でした。一般に200時間で100点アップできると言われていますので、2ヶ月で200点のアップは流石に厳しいので12月のターゲットは700点取したいと思います。その後、来年の春辺りに800点を目指したいと思います。
学習する項目と内容
目標も決まりましたので、後はどのように英語を学習していくかになります。学習項目としては英語上達完全マップを参考に考えてみました。
英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法
- 作者: 森沢洋介
- 出版社/メーカー: ベレ出版
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こちらはもとはWebで公開されていたもので、その後書籍になったようです。
英語学習法を調べていると結構な人がこの学習法により学習をしています。 この中から次のような項目が学習するべき項目としてあげられます。
- 英単語
- 英熟語
- 文法
- シャドーイング
- リピーティング
- 音読
- 瞬間英作文
- 速読
- 精読
- リスニング
これらをすべて勉強する必要あるのですが、流石にすべてを一気に行うことはできないので、この中から数項目を選んで並列に勉強していきます。
2016年10月〜2016年12月の学習のスケジュール
次の「音読パッケージ」「瞬間英作文」の2つに「発音」を加えた、次の3つの項目に絞って基礎を作ってみようと思います。
- 音読パッケージ
- 瞬間英作文
- 発音
まずは基礎を固めていきたいので、上記の「音読パッケージ」、「瞬間英作文」を行います。英語上達完全マップには書かれていませんでしたが、「発音」も勉強していきたいと思います。 発音は特に日本人にとっては苦手な分野で、教育課程でも重要視されていません。 私も海外の人と話すときに発音がわからないために聞き取ってもらえない場合が多々ありました。そんなことを解消するために発音についても学習したいと思います。 また、初期に学習することで、基礎として身につけ後の学習を効率的にできるようになります。
音読パッケージ
音読パッケージではリスニング、シャドーイング、リピーティングを効率よく学習する方法です。まずは、次の参考書を使います。
みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
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パラパラと聞いてみたのですが、結構簡単な内容です。音読パッケージにはいくつかの難易度があるようです。今回選んだものはTOEICの600点くらいまでの人が行う難易度のようですが、初めての音読パッケージなので簡単なものから行います。 この内容を完全にリピートできるまで行います。一字一句間違うことなく行います。今回の目標になります。 トレーニングの方法としては次のような順番で学習する「サイクル法」によりおっこないます。
- 先行リスニング
- 聴き解き
- テキストを見ないでリピーティングx1
- テキストを見てリピーティングx3〜5
- 音読x10〜15
- テキストを見ないでリピーティングx3
- シャドーイングx3〜5
はじめの先行リスニングと、聴き解きについては最初の1回のみ行います。 その後は2〜6を繰り返します。この繰り返しのサイクル回しをおこない完全にリピーティングができたら完成となります。大体3、4回くらいでしょうか?もっと掛かるかもしれませんが、とにかく繰り返します。
瞬間英作文
瞬間英作文は簡単な内容の英文を瞬間的に出せるようになるまで行うトレーニングです。 瞬間的に英文を作れるようになることで、頭のなかに英語回路を作ります。 今回使用する教材はiPhoneアプリの「ポケット瞬間英作文」になります。
iPhoneアプリなのでいつでもどこでも使うことができきます。また、アプリの機能として学習時間を記録してくれるので、どのくらい勉強をしたのかを確認することができます。 内容は本で出ている「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」と同じようです。 中学生レベルの英語の内容となります。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
- 作者: 森沢洋介
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瞬間英作文は1文型あたり10個の英文が30〜40文型あるもので一つの学習単位となります。 この瞬間英作文についてもサイクル回しによるトレーニングを行います。サイクルは1セグメント毎に行います。1セグメントは10〜12文型により成り立ちます。 このため、全体で3セグメント程度となります。
最初の1サイクル目については次のように行います。
1.日本文を見て英作文 1.英文を見て答え合わせをする 1.英文を口に落ち着かせる 1.英文の流し
これを1文型毎に行い終了したら次の文型に移ります。これを1セグメント全てで行います。 2サイクル目以降は次のように英文の流しから始まります。
1.英文の流し 1.英文を口に落ち着かせる
これを繰り返します。大体5〜6サイクル位かかると楽に英文が出てくるようになります。 ここで、終了にはなりません。このあと更に4〜5サイクル行います。そうすることで、完全に英文が自分のものになります。このサイクルを「熟成サイクル回し」と言うそうです。 熟成サイクル回しも終了し、大体10サイクルで英文が自分のものとなります。
発音
発音は「英語発音が正しくなる本」を使用します。 発音に関する本はたくさんありますが、この本にはDVDとCDがついています。このため、映像により口の動かし方が解説されており、わかりやすいかと思います。
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この本を10回位読んで行こうと思います。また、一回読む毎にDVDで口の動きを確認していきます。
学習場所と時間
最初の2ヶ月はこのような流れで行っていきます。勉強をする場所は自宅と通勤時間を利用します。 特に通勤時間はドアツードアで片道1時間30分かかり、往復で3時間かかります、そのうち片道で1時間、往復で2時間位は学習時間に使いたいと思っています。 歩いているときに音読パッケージのリスニング、リピーティング、電車の中でのモゴモゴと言いながら瞬間英作文を行い、自宅で集中して音読パッケージを行いたいです。 (電車の中で大きな声で音読パッケージを行うのは流石に恥ずかしいので) あとは週末に発音などを行いたいですが、家族サービスなどの時間もありますので、なかなか時間が取れるか疑わしいです。。。
まとめ
学習法についてはとりあえず12月までを目標に書いてみました。 12月以降については、学習しながら考えていきたいと思います。
めざせ、TOEIC800点!!
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